[10] 地域別の動向

投稿日: Apr 26, 2011 2:12:13 AM

~北海道のみは件数・負債額ともに増加~

内閣府は2月の地域経済動向で、全国11地域のうち東北、北関東、南関東、東海、中国、四国の6地域の景況判断を前回調査(22年11月)に比べ上方修正した。

輸出の持ち直しを受けた鉱工業生産指数の増加が背景にあり、景気の踊り場から脱却に向けた動きが広がりつつあることを裏づけた。6地域の景況判断は、いずれも前回の「足踏み状態」から「持ち直しの動き」に変更した。

もっとも、沖縄だけは観光業の不振が響き下方修正された。他の4地域は、北海道と近畿が「足踏み状態」、北陸が「緩やかな持ち直し」、九州が「持ち直し」と、それぞれ前回の判断を据え置いた。

しかし、東日本の激甚災害が、人びとの虚をついた。災害が全体の景気動向はもちろん、地域経済に与える影響は計り知れない。今後、企業倒産の増加が懸念される。

2月期の地域別動向は、「北海道」で件数・負債額がともに増加、「近畿」、「中国」の2地域では負債額のみ増加、「東北」、「関東」、「中部」、「四国」、「九州・沖縄」の5地域では件数・負債額ともに減少した。

図:地域別倒産件数・負債額前年同月比増減率の比較(負債額1千万円以上・2月)

※クリックで拡大