[10]地域別の動向

投稿日: Oct 25, 2013 7:43:48 AM

~「東北」「近畿」「中国」3地域は件数・負債額ともに前年比増~

財務省は全国11地域の景気動向について、7地域の景気判断を引き上げ、4地域は据え置いた。都道府県別では、26都道府県の判断を引き上げている。

全国地方銀行協会の10月「地方経済天気図」は、全体の状況を「緩やかな回復の動きが続いている」とし、先行きの景気見通しも「緩やかな回復が続く」とみている。地域別にみると、「沖縄」が「晴れ」マーク、「曇り」が「北海道」「東北」「関東」「東海」「四国」「近畿」「九州」の7地域に拡大、「甲信越」「中国」の2地域はいぜん「曇り一時雨」に止まっている。しかし、景況感は、徐々に各地域に浸透している。

地域別の倒産動向をみると、「関東」「中部」「四国」の3地域が件数・負債額ともに前年比で減少、「北海道」は件数減・負債額増、「沖縄・九州」は件数増・負債額減、「東北」「近畿」「中国」の3地域はともに増加した。内訳は、北海道22件(前年同月比35.3%減)、44億1,900万円(同24.7%増)、「東北」29件(同3.6%増)、99億1,500万円(同9.7%増)、「関東」325件(同22.8%減)、910億5,900万円(同1.2%減)、「中部」83件(同28.4%減)、133億6,200万円(同8.1%減)、「近畿」237件(同16.7%増)、504億8,500万円(同81.5%増)、「中国」42件(同10.5%増)、70億6,700万円(同102.8%増)、「四国」10件(56.5%減)、11億1,000万円(同87.9%減)、「九州・沖縄」72件(同5.9%増)、127億8,500万円(同14.2%減)である。

「近畿」は大阪府(100件→116件)や兵庫県(43件→54件)で前年同月を上回った影響で16.7%増、「中国」も広島県(16件→21件)での増加が影響して10.5%の増加であった。

「四国」は徳島県(5件→1件)、愛媛県(11件→2件)が前年同月を大きく下回り、全体で56.5%の減少となった。