[10]地域別の動向

投稿日: Feb 26, 2014 6:36:16 AM

  • 負債額1000万円以上の地域別倒産件数は、「関東」「中部」「四国」を除く区分で前年同月を上回った。

  • 「北海道」は前年同月を14.3%上回る32件で、2012年10月以来15か月ぶりに前年同月を上回った。

  • 「関東」では「栃木県」「群馬県」「千葉県」「東京都」「神奈川県」などでの減少が影響して2013年8月以降6か月連続の前年同月比減少となった。しかし、負債額では100億円を超える大型倒産が東京都に集中した影響で前年同月を96.0%上回る2,295億8,200万円に膨らんだ。

  • 「四国」では愛媛県の(株)セトウチデリカ(負債額41億円)、愛媛東予養鶏農業(協)(負債額16億円)倒産の影響で負債額が前年同月比252.5%増の82億300万円に急増した。

~地域の倒産状況はまちまち~

全国地方銀行協会は、1月の地方経済天気図で景況判断を「緩やかに回復している」として、前月に据え置いた。こんごについても「緩やかな回復が続く」と見通している。地域別にみると、「沖縄」が昨年7月以降「晴れ」の基調を継続しており、全般の景況観も「晴れ」と判断しているのが特徴的である。とくに「公共工事」「観光」2部門の好調が目立つ。

そのほか地域も、昨年12月に「曇り一部晴れ」から「曇り」に上方修正した「甲信越」「中国」を含め、「北海道」「東北」「関東」「東海」「北陸」「近畿」「四国」「九州」など、すべてが「曇り」判断である。この中で「北海道」の「輸出」部門が、唯一の「晴れ」をマークしている。

地域別の倒産動向は、「中部」が件数・負債額ともに前年比減、「中国」がともに増加となったほか、「北海道」「東北」「近畿」「九州・沖縄」は件数増・負債額減、「関東」と「四国」は件数減・負債額増である。 内訳は、「北海道」32件(前年同月比14.3%増)、31億3,500万円(同38.5%減)、「東北」33件(同6.5%増)、47億7,700万円(同47.8%減)、「関東」336件(同20.8%減)、2,295億8,200万円(同96.0%増)、「中部」107件(同5.3%減)、129億6,900万円(同46.5%減)、「近畿」234件(同2.6%増)、296億4,800万円(同0.3%減)、「中国」38件(同8.6%増)、99億8,600万円(同5.6%増)、「四国」15件(同6.3%減)、82億300万円(同252.5%増)、「九州・沖縄」69件(同16.9%増)、168億4,900万円(同38.6%減)である。

都道府県別倒産件数前年同月比較一覧(負債額1,000万円以上・負債額単位:百万円)