[10]地域別の動向

投稿日: Mar 26, 2014 9:14:11 AM

  • 負債額1千万円以上の地域別倒産件数は、「中部」「九州・沖縄」を除く地域で前年同月を下回った。(図1)

  • もっとも大幅な減少率をみせたのは「北海道」で前年同月の39件から20件へ48.7%の減少。逆に「九州・沖縄」では佐賀県が前年同月の1件から4件へ、宮崎県が1件から7件へ、鹿児島県が6件から11件へ増加した影響で、全体では前年同月比10.0%の増加となった。

~「九州・沖縄」は前年比で件数・負債額ともに増加~

全国地方銀行協会は、3月の地方経済天気図で引き続き「緩やかに回復している」との景況判断を据え置いた。こんごの見通しについては、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動から一時的に回復の動きが鈍るとみている。現状を地域別にみると「沖縄」の「晴れ」を除く、そのほか10地域はいずれも「曇り」としている。景況の項目別判断が「晴れ一部曇り」に転じる地域も散見され、とくに「北海道」の生産活動、「関東」の個人消費、「甲信越」の輸出などに好転がみられる。一方「東北」の観光、「近畿」の設備投資、「九州」の住宅建設などは、やや落ち込んでいる。

地域別の倒産動向は、「九州・沖縄」が前年比で件数・負債額ともに増加、「中部」は件数増・負債額減、そのほか地域は件数・負債額ともに減少した。

内訳は、「北海道」20件(前年同月比48.7%減)、43億2,900万円(同68.1%減)、「東北」25件(同26.5%減)、36億400万円(同51.9%減)、「関東」322件(同21.1%減)、573億3,900万円(同26.4%減)、「中部」84件(同1.2%増)、151億7,800万円(同52.2%減)、「近畿」207件(同9.6%減)、188億1,800万円(同16.4%減)、「中国」40件(同4.8%減)、48億4,600万円(同28.0%減)、「四国」18件(同14.3%減)、22億8,100万円(同0.4%減)、「九州・沖縄」66件(同10.0%増)、98億円(同1.0%増)である。

(図1)

(表1)