[10]地域別の動向

投稿日: Nov 25, 2013 8:46:28 AM

  • 負債額1千万円以上の地域別倒産件数は、「中部」「中国」を除く5地域で前年同月を下回った。

  • 「四国」は前年同月から横ばいとなった高知県を除く3県で減少し、特に愛媛県の前年同月比90.9%減(11件→1件)が大きく牽引して全体でも同60.0%の減少となった。

  • 「九州・沖縄」では沖縄県が前年同月比20.0%増加(5件→6件)となったものの、九州は全県で前年同月を下回り、区分全体では同27.7%減となった。

  • 一方、「中部」では愛知県が前年同月比41.2%・21件増、三重県が同100.0%・5件増、岐阜県が同133.3%・13件増、また「中国」では鳥取県が同7件増、岡山県が同28.6%・2件増、広島県が同7.1%・2件増となり、地域区分全体では前年同月を上回った。

~「東北」「関東」「近畿」「四国」「九州・沖縄」5地域が件数・負債額ともに前年比減~

全国地方銀行協会の「11月地方経済天気図」は、景況判断を「緩やかな回復」とし、景況見通しも「緩やかな回復が続く」としている。地域別にみると「沖縄」が「晴れ」マーク、「北海道」「東北」「関東」「北陸」「東海」「九州」「近畿」「四国」の8地域が「曇り」、「甲信越」「中国」2地域が「曇り一部雨」である。全体的には、住宅建築、公共工事、観光、個人消費、輸出、設備投資など、それぞれの地域特性をベースに緩やかな回復が続いている。

地域別の倒産動向をみると、「東北」「関東」「近畿」「四国」「九州・沖縄」の5地域で前年同月に比べ件数・負債額ともに減少、「中部」と「中国」の2地域は件数増、負債額減、「北海道」は件数減、負債額増である。

内訳は、「北海道」26件(前年同月比23.5%減)、87億2,000万円(同16.9%増)、「東北」31件(同16.2%減)、36億600万円(同50.0%減)、「関東」396件(同7.3%減)、753億1,900万円(同41.0%減)、「中部」118件(同28.3%増)、113億1,700万円(同39.0%減)、「近畿」247件(同6.8%減)、299億8,200万円(同22.4%減)、「中国」56件(同14.3%増)、61億8,400万円(同10.4%減)、「四国」12件(同60.0%減)、33億9,900万円(同64.5%減)、「九州・沖縄」73件(同27.7%減)、168億1,800万円(同28.0%減)である。