[10]地域別の動向

投稿日: Dec 25, 2013 7:26:6 AM

  • 負債額1千万円以上の地域別倒産件数は、「東北」を除くすべての地域で前年同月を下回った。

  • 「東北」の倒産件数は34件(前年同月比78.9%増)で、岩手県の4件(同3件増、同300.0%増)、山形県の11件(同8件増、同266.7%増)、福島県の5件(同4件増、同400.0%増)が大きく影響した。

  • 負債額では件数の減少にも関わらず前年同月を上回った「四国」の44億4,700万円(前年同月比258.3%)の増加率が突出しているが、これには高知県の(株)かもめ(負債額20億円、小売業、特別清算)や香川県のコトブキ商事(株)(負債額10億7,800万円、製造業、特別清算)の倒産が影響した。

~「東北」「四国」を除く6地域が件数・負債額ともに前年比減~

全国地方銀行協会の12月地方経済天気図は、景況判断DIが70.3と前月の68.0を2.3ポイント上回った。全般の景況を「緩やかに回復している」とし、こんごの見通しも「緩やかな回復が続く」で据え置いた。地域別にみると、「沖縄」が引き続き「晴れ」のほか、前月まで「曇り一部雨」だった「甲信越」「中国」が「曇り」に転じ、他8地域も「曇り」を継続、景況感が徐々に各地域へ浸透している様子がうかがえる。

地域別の倒産動向も、「北海道」「関東」「中部」「近畿」「中国」「九州・沖縄」の6地域で、前年同月に比べ件数・負債額ともに減少した。「東北」は件数増・負債額減、「四国」は件数減・負債額増となった。

内訳は、「北海道」が25件(同19.4%減)、25億6,900万円(同50.5%減)、「東北」が34件(同78.9%増)、44億6,700万円(同0.6%減)、「関東」386件(同6.1%減)、546億8,500万円(同34.1%減)、「中部」99件(同4.8%減)、257億8,600万円(同22.2%減)、 「近畿」222件(同20.1%減)、342億6,800万円(同68.6%減)、「中国」27件(同20.6%減)、41億2,700万円(同46.2%減)、「四国」10件(同37.5%減)、44億4,700万円(同258.3%増)、「九州・沖縄」59件(同16.9%減)、75億3,500万円(同62.4%減)である。