[09]倒産原因・営業年数別の動向

投稿日: Jan 29, 2014 9:9:55 AM

  • 負債額1千万円以上の倒産件数について営業年数と倒産原因の相関をみると、営業年数別集計で前年同月比が増加したのは「2年未満」と「6年以上10年未満」の2区分であり、各々増加件数は1件ずつという僅かなものであった。一方、20年以上の2区分と「2年以上6年未満」では大幅な減少があり、「2年以上6年未満」では「販売不振」と「他社倒産の余波」の減少が寄与し、20年以上の2区分では「販売不振」の減少が大きく寄与した。

  • 原因別集計では「既往のシワ寄せ」が前年同月比27.4%の減少をみせたが、「10年以上20年未満」での減少(前年同月比15件減、48.4%減)が寄与している。

~大型倒産で「2年以上6年未満」の負債額が急増~

負債額「1千万円以上」で倒産原因と営業年数の関連をみると、件数は全49区分のうち増加が15区分、減少が23区分、横ばいが11区分、負債額は増加が20区分、減少が21区分、横ばいが8区分である。前月に比べ、件数・負債額ともに増加区分が減少、減少区分が増加した。

件数では、前年に比べほとんど変動がみられなかった。負債額では、「放漫経営」の「2年以上6年未満」が105億6,500万円(同3932.4%増)と、大幅に増加したの目立つ。

大型倒産となった「鳳コーポレーション」(負債額103億円)の負債額が、含まれたためである。そのほか「放漫経営」の「20年以上30年未満」96億5,900万円(857.3%増)、「他社倒産の余波」の「30年以上」51億円(同142.9%増)、過少資本の「2年未満」9億円(同3813.0%増)、「2年以上6年未満」6億2,200万円(同281.6%増)、「20年以上30年未満」35億2,600万円(同107.2%増)、「不明」6,400万円(同540.0%増)、「その他」の「30年以上」52億5,500万円(591.4%増)などで振幅の大きさが目立つ。

(図1)

(表1)倒産件数(2013年12月)

(表2)倒産件数の前年同月比増減率(2013年12月)

青字=増加、黒字=横ばい、赤字=減少