[09]倒産原因・営業年数別の動向

投稿日: Nov 26, 2014 9:0:53 AM

~各営業年数区分で「過少資本」減少の影響~

負債額1千万円以上の倒産原因・営業年数別の倒産件数をクロス集計すると、営業年数10年以上の区分では「販売不振」の前年同月比減少が目立ち、また「放漫経営」「他社倒産の余波」で若干の増加がみられたものの、他は概ね横ばい、あるいは減少となった。また「過少資本」は「2年以上6年未満」を除くすべての区分で前年同月を下回った。

「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」の合計である「不況型倒産」は全体として655件(前年同月比15.0%減)で月次倒産に占める割合は81.9%(前年同月比1.5ポイント上昇)となり、「過少資本」の大幅な減少によって相対的な構成比増加となった。この影響で、「不況型倒産」の構成比が前年同月比で低下したのは「2年以上6年未満」の62.3%(1.0ポイント低下)、「20年以上30年未満」の80.4%(0.7ポイント低下)の2区分のみである。

営業年数・倒産原因別倒産件数(負債額1000万円以上)

営業年数・倒産原因別倒産件数前年同月比増減率(負債額1000万円以上)

営業年数・倒産原因別倒産件数前年同月比増減数(負債額1000万円以上)