[01]6月の主な動き

投稿日: Aug 08, 2015 9:26:29 AM

(1)倒産件数は依然として低水準

6月の倒産件数は860件(前月比14.7%増、前年同月比4.4%減)、負債額は1,270億4,400万円(前月比0.7%減、前年同月比33.9%減)で、倒産件数は2015年に入って2番目に高い水準となった。しかし、2013年8月以来、23か月連続で月次倒産件数が1,000件を割リ続けている。

負債額1千万円以上の倒産は824件(前月比13.8%増、前年同月比4.7%減)、負債額は1,268億6,100万円(前月比0.7%減、前年同月比33.9%減)であった。

(2)小規模企業倒産の前年同月比減少続くも下げ幅は圧縮

小規模企業(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業その他は20人以下)の倒産は758件(前月比18.8%増、前年同月比5.7%減)で月次倒産全体に占める割合は88.1%(前月比3.0ポイント上昇、前年同月比1.2ポイント低下)だった。

(3)「販売不振」増加で不況型倒産は構成比上昇

負債額1千万円以上の原因別倒産件数は「販売不振」587件が前月比で18.6%増、前年同月比で0.3%増と増加に転じ、「既往のシワ寄せ」101件(前月比1.0%減、前年同月比15.1%減)と「売掛金回収難」3件(同25.0%減、同横ばい)がいずれも低い水準となったものの、不況型倒産全体で691件(前月比15.0%増、前年同月比2.3%減)と前年同月比でわずかな減少となるにとどまった。これにより月次倒産に占める割合は83.9%(同0.9ポイント上昇、同2.2ポイント上昇)と増加した。

(4)不動産関連業種の倒産増加と「一般貨物自動車運送業」の減少傾向続く

業種別の集計では「製造業」「卸売業」「飲食業」で前年同月を上回った。とりわけ為替水準に左右されやすい業種の動きにには注視したい。

5月に続いて「その他」は前年同月比で減少。とくに「一般貨物自動車運送業」の33→11件(前年同月比66.7%減)という減少が目立つ一方、「不動産代理業・仲介業」では4→10件(同150.0%増)と増加傾向が続いている。

業種区分「その他」の前年同月比較一覧(負債額1000万円以上)