~「不明」から「4人以下」への件数移行が鮮明~ 負債額「1千万円以上」の従業員規模別集計では、「4人以下」が610件(前年同月比35.6%増)と8か月連続増加の半面、「不明」が前年の286件から13件(同95.5%減)へと激減、両区分の増減が対照的である。前月に引き続き従業員数のカウント方法変更による「不明」から「4人以下」への移行が鮮明に映し出されている。ほかは「10人以上29人以下」115件(同8.5%増)、「100人以上299人以下」2件(同100.0%増)の2区分が増加、「5人以上9人以下」150件(同7.4%減)、「30以上99人以下」26件(同16.1%減)などは減少した。 前年に比べた構成比は、「4人以下」(43.4%→66.6%)、「5人以上9人以下」(15.6%→16.4%)、「10人以上29人以下」(10.2%→12.6%)、「100人以上299人以下」(0.1%→0.2%)の4区分が上昇、「30人以上99人以下」(3.0%→2.8%)、「300人以上」(0.2%→0.0%)、「不明」(27.6%→1.4%)の3区分は低下した。 従業員数「9人以下」の小規模事業所の件数は760件(同24.2%増)、構成比は前年を24.0ポイント上回る83.0%(負債額「1千万円未満」を含め83.5%)にまで上昇した。 負債額は、「4人以下」570億9,500万円(同22.7%増)、「10人以上29人以下」612億2,000万円(同83.3%増)、「100人以上299人以下」82億円(同545.7%増)の3区分が増加、「5人以上9人以下」178億9,500万円(同53.6%減)、「30人以上99人以下」270億7,000万円(同14.8%減)、「不明」4億9,100万円(同97.9%減)と、倒産発生のなかった「300人以上」を含む4区分は減少した。 |
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