[10]地域別の動向

2012/04/23 19:44 に Matsumoto Norikazu が投稿
~「東北」の倒産件数は15か月連続で前年を下回る~

 日銀の4月地域経済報告は、全国11地域のうち北海道、北陸、関東甲信越、近畿、中国、九州、沖縄の6地域は、海外経済の減速と円高の影響で「持ち直しのテンポが緩やか」として、12月報告から大きな変化はないとしたものの、東海、四国2地域は自動車関連の生産・輸出回復で「持ち直し」と上方修正、東北は「震災関連需要による押し上げ効果と被災地の経済活動再開の動きが見られ」全体として回復としている。

 地域別にみた倒産の動向は、「関東」「九州・沖縄」の2地域が件数・負債額ともに前年比で増加、「東北」「中部」「近畿」「四国」の4地域がともに減少、「北海道」「中国」の2地域はまちまちである。「東北」の件数は、15か月連続で前年同月を下回った。被災企業への支援効果が継続している。

  地域別の件数・負債額は、「北海道」52件(前年同月比15.6%増)、78億8,600万円(同36.2%減)、「東北」34件(同43.3%減)、94億9,900万円(同70.6%減)、「関東」502件(同12.8%増)、2,275億5,500万円(同80.0%増)、「中部」111件(同28.8%減)、207億6,000万円(同33.1%減)、「近畿」292件(同7.9%減)、353億8,700万円(同7.9%減)、「中国」55件(同10.0%増)、111億5,600万円(同15.7%減)、「四国」22件(同35.3%減)、28億300万円(同38.9%減)、「九州・沖縄」93件(同22.4%増)、188億9,000万円(同59.3%増)である。

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Matsumoto Norikazu,
2012/04/23 19:44