[04]原因別の動向

2012/04/23 19:46 に Matsumoto Norikazu が投稿
~不況型倒産の構成比は80.0%~

 負債額「1千万円以上」の集計で前年同月と比較すると、件数増加がみられたのは、「放漫経営」の65件(前年同月比44.4%増)をはじめ、「既往のシワ寄せ」107件(同11.5%増)、「過少資本」66件(同22.2%増)、「その他」39件(同8.3%増)の4区分が増加、「販売不振」817件(同7.1%減)、「他社倒産の余波」62件(同6.1%減)、「売掛金回収難」5件(同28.6%減)の3区分が減少、と増減まちまち。

 構成比の低下がみられたのは、「販売不振」(74.3%→70.4%)、「他社倒産の余波」(5.6%→5.3%)、「売掛金回収難」(0.6%→0.4%)の3区分、上昇したのは「放漫経営」(3.8%→5.6%)、「過少資本」(4.6%→5.7%)、「既往のシワ寄せ」(8.1%→9.2%)、「その他」(3.0%→3.4%)の4区分。「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」を合計した「不況型倒産」の構成比は、80.0%(負債額「1千万円未満」を含め79.9%)の高水準が持続している。

 負債額は、新藤電子工業グループの倒産を含む「他社倒産の余波」が1,385億5,900万円(同1190.5%増)の大幅増となったほか、「過少資本」122億9,600万円(同5.1%増)も増加した。ほかは、「販売不振」1,317億8,500万円(同9.8%減)、「放漫経営」198億2,400万円(同36.5%減)、「既往のシワ寄せ」220億8,100万円(同47.8%減)、「売掛金回収難」25億400万円(同46.5%減)、「その他」68億8,200万円(同70.8%減)など、いずれも減少した。

  負債額「1千万円未満」の件数・負債額では、「販売不振」の21件(同27.6%減)、8,900万円(同44,7%減)、「他社倒産の余波」の5件(同150.0%増)、1,600万円(同128.6%増)2区分の変動幅の大きさが目立った。

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Matsumoto Norikazu,
2012/04/23 19:46
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Matsumoto Norikazu,
2012/04/23 19:46