[09]倒産原因・営業年数別の動向

2011/12/22 3:07 に Matsumoto Norikazu が投稿
~件数・負債額の指数が前月に比べてやや悪化~

 負債額「1千万円以上」の集計で倒産原因と営業年数の関連をみると、件数は全49区分のうち24区分が増加(前月12区分)、15区分が減少(同27区分)、10区分が横ばい(同10区分)、負債額は22区分が増加(同13区分)、24区分が減少(同27区分)、3区分が横ばい(同7区分)である。前月に比べ、倒産指数は悪化している。

 歴史的な円高の影響、あるいはタイの洪水被害の引きずりなどから、景気持ち直しの動きがやや鈍くなっているのは事実。政府の中小企業に対する、さまざまな資金繰り支援策は続いているが、経済環境の厳しさに変わりはなく、先行き楽観を許さない状況である。

 各区分の件数は前年同月からさほど大きく変動していないものの、前月の集計と比べ多くの区分が増加に転じている。変動幅の大きかった区分は「放漫経営」の「6年以上10年未満」11件(前年同月比266.7%増)、「他社倒産の余波」の「2年以上6年未満」13件(同85.7%増)、「既往のシワ寄せ」の「不明」15件(同400.0%増)などである。

  負債額の変動幅が大きな区分をみると「放漫経営」では「2年以上6年未満」5億1,300万円(同92.8%減)、「30年以上」139億9,000万円(同151.7%増)、「他社倒産の余波」では「2年未満」8,000万円(同96.6%減)、「2年以上6年未満」9億8,300万円(同189.1%増)、「10年以上20年未満」25億7,200何円(同168.5%増)、「既往のシワ寄せ」では「2年以上6年未満」4億8,600万円(同90.1%減)、「売掛金回収難」では「2年以上6年未満」9,800万円(同600.0%増)、「その他」では「2年以上6年未満」7億9,200万円(同296.0%増)、「不明」5,400万円(同315.4%増)などで増減率の高さが目立つ。

Ċ
Matsumoto Norikazu,
2011/12/22 3:07