[01]7月の主な動き

2016/09/06 23:27 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2016/10/24 0:57 に更新しました ]
(1)倒産件数の前年同月比減少は継続
 7月の倒産件数は743件(前月比6.3%減、前年同月比8.6%減)、負債額は1,241億円8,900万円(前月比14.7%増、前年同月比3.3%増)で、倒産件数は5か月連続で前年同月を下回った。
 負債額「100億円以上」の倒産は公益財団法人山梨県林業公社(負債額261億2,000万円、育林業、再生手続、山梨県)の1社。
 負債額1千万円未満の企業倒産は31件(前月比3.3%増、前年同月比19.2%増)だった。月次倒産全体に占める割合は4.2%で、前月比0.4ポイント上昇、前年同月比1.0ポイント上昇だった。
 負債額1000万円以上の倒産は712件(前月比6.7%減、前年同月比9.5%減)、負債額は1,240億1,900万円(前月比14.8%増、前年同月比3.3%増)であった。
※赤字部分を訂正しました(2016/10/24)

(2)小規模企業倒産の構成比上昇
 小規模企業(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業その他は20人以下)の倒産は665件(前月比6.2%減、前年同月比8.3%減)で月次倒産全体に占める割合は89.5%(前月比0.1ポイント上昇、前年同月比0.3ポイント上昇)となった。
 従業員規模別集計との関連では、「4人以下」と「10人以上29人以下」でおのおの前年同月比1.0ポイント、2.1ポイント低下が見られたものの、「5人以上9人以下」で同2.2ポイント上昇し、小規模企業の倒産シェアは同0.3ポイントの上昇となった。

(3)「不況型」の構成比4か月連続80%超
 負債額1千万円以上の原因別倒産件数は「放漫経営」で前年同月を上回った。「過少資本」は前月比、前年同月比ともに減少したが、構成比は5.2%で、5か月連続で5%以上の水準が続いている。
 「不況型倒産」(「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」の合計)は577件(前月比7.7%減、前年同月比9.6%減)、月次倒産に占める割合は81.0%(同0.9ポイント低下、同0.1ポイント低下)と4か月連続で80%を超えた。

(4)「建設業」は「土木工事」増加、「小売業」「サービス業」も減少足踏み
 業種別の集計では「小売業」「その他」を除く区分すべてで前年同月を下回った。
 「建設業」は「土木工事」を除く3区分で前年同月を下回った。
 「小売業」100件と「サービス業」164件は、それぞれ過去12か月の平均件数(97.5件、153.3件)を上回り、6月に続いて減少傾向が足踏みとなった。