[01]2月の主な動き

2015/03/26 3:09 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2015/04/30 4:18 に更新しました ]
(1)倒産件数は引き続き低水準で推移
 2月の倒産件数は721件(前月比3.2%減、前年同月比10.8%減)、負債額は1,513億4,600万円(前月比10.0%減、前年同月比30.1%増)で2014年の最少件数であった12月以降低い水準が保たれている負債額1千万円以上の倒産は692件(前月比4.0%減、前年同月比11.5%減)、負債額は1,511億8,000万円(前月比10.0%減、前年同月比30.1%増)であった。

(2)小規模企業倒産構成比は85.0%に低下
 小規模企業(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業その他は20人以下)の倒産は613件(前月比5.8%減、前年同月比13.4%減)で月次倒産全体に占める割合は85.0%(前月比2.4ポイント低下、前年同月比2.6ポイント低下)だった。従業員規模別集計でも「4人以下」が前年同月比11.6%減、「5人以上9人以下」で同14.6%減と、小規模な企業の倒産減少が目だった。

(3)不況型倒産は「販売不振」の下げ幅低く、構成比は前年同月を上回る
 負債額1千万円以上の原因別倒産件数は「売掛金回収難」を除けばすべての区分が前年同月比で減少した。「販売不振」482件は1999年2月以来の低水準となったものの、他の区分と比較して下げ幅が低く、構成比は逆に上昇した。
 不況型倒産(販売不振、既往のシワ寄せ、売掛金回収難の合計)は567件(前月比3.7%減、前年同月比7.0%減)で、1993年1月以来最少となった2014年12月(560件)に次ぐ低水準であったが、月次倒産に占める割合は81.9%(同0.2ポイント上昇、同3.9ポイント上昇)となり、構成比は前年同月比で上昇した。

(4)「一般貨物自動車運送業」の前年比減少目立つ
業種別の集計では「卸売業」のみが前年同月を上回った。やや増加基調であった「その他」は61件(前月比%9.0減、前年同月比9.0%減)と2か月連続で減少した。とくに「一般貨物自動車運送業」が前年同月比50.0%減となった事が大きく影響している。
「卸売業」の中分類明細では「医薬化学品」「建築材料家具建具」「その他」と幅広い品目で前年同月比が増加した。