[01]1月の主な動き

2015/02/26 4:08 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2015/02/26 4:08 に更新しました ]
(1)倒産件数は低水準で推移
 1月の倒産件数は745件(前月比4.6%増、前年同月比18.0%減)、負債額は1,681億7,500万円(前月比5.8%増、前年同月比46.7%)で2014年の最少件数であった12月からやや増加したものの依然として低い水準が保たれている負債額1千万円以上の倒産は721件(前月比5.1%増、前年同月比16.6%減)、負債額は1,680億7,000万円(前月比5.7%減、前年同月比46.7%減)であった。
また、航空運送業の「スカイマーク(株)」が再生手続を開始(負債総額710億8,800万円)、12月に続いて負債額100億円以上の倒産が発生した。

(2)小規模企業倒産構成比はさらに低下
 小規模企業(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業その他は20人以下)の倒産は651件(前月比3.2%増、前年同月比19.3%減)で月次倒産全体に占める割合は87.4%(前月比1.2ポイント低下、前年同月比1.5ポイント低下)だった。90%を超えた11月から12月は88%台に戻し、1月でさらに低下した

(3)不況型倒産は件数、構成比ともに前年同月を下回る
 負債額1千万円以上の原因別倒産件数は「放漫経営」を除けば「販売不振」「既往のシワ寄せ」が前年同月比で大幅に減少し、企業の業容改善を思わせる結果となった。また「販売不振」508件は12月の491件を上回るものの、依然として低い水準に止まった。
 不況型倒産(販売不振、既往のシワ寄せ、売掛金回収難の合計)は589件(前月比5.2%増、前年同月比17.9%減)で、月次倒産に占める割合は81.7%(同0.1ポイント上昇、同1.3ポイント低下)となり、前年同月比では件数、構成比がともに低下した。

(4)業種別では「小売業」だけが前年同月を上回る
 業種別の集計では「小売業」のみが前年同月を上回っており、やや増加が続いていた「その他」は67件(前月比8.2%減、前年同月比26.4%減)と減少に転じた。「その他」の明細では「養豚業」や「魚類養殖業」などの1次産業、運送関連、不動産関連でも前年同月を下回った。
「小売業」の中分類では「その他」が前年同月を上回っており、その内訳では「電気機械器具小売業」「無店舗小売業」「光学機械小売業」など幅広い業種で前年同月を上回った。