[04]原因別の動向

2014/01/29 1:12 に Matsumoto Norikazu が投稿
  • 負債額1千万円以上の倒産原因別件数は、「販売不振」「他社倒産の余波」「既往のシワ寄せ」で前年同月を下回った。(図1)
  • 「販売不振」は前年同月を16.3%下回る510件で、2012年10月の722件(前年同月比0.4%増)と2013年7月の728件(同0.1%増)を挟んでいるものの長期間にわたって増加の傾向が続いている。
  • 「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」を合計した「不況型倒産」は610件で月次倒産に占める割合は81.3%(前月比横ばい、前年同月比2.4ポイント低下)だった。
  • 2013年の原因別倒産件数は、「販売不振」7,771件(前年比12.0%減)、「放漫経営」(同11.1%減)、「他社倒産の余波」657件(同13.9%減)、「過少資本」544件(同6.4%減)、「既往のシワ寄せ」(同3.5%増)、「売掛金回収難」(同6.1%減)、「その他」335件(同4.3%減)で、「不況型倒産」は前年比9.9%減の9,201件となり、年間倒産件数に占める割合は81.7%(前年比横ばい)となった。(図2)
 ~「販売不振」の510件は1999年2月以来の低水準~

 負債額「1千万円以上」の倒産件数は、「販売不振」が510件(前年同月比16.3%減)と1999年2月以来の低水準となったほか、「既往のシワ寄せ」が98件(同27.4%減)と2012年6月以来18か月ぶりに100件の大台を割り込んだことが目立った。「他社倒産の余波」38件(同26.9%減)も二桁の減少率である。「放漫経営」36件(同9.1%増)、「過少資本」44件(同2.3%増)、「売掛金回収難」2件(同100.0%増)、「その他」22件(同29.4%増)の4区分は増加した。

 前年に比べた構成比は、「販売不振」(68.4%→68.0%)、「他社倒産の余波」(5.8%→5.1%)、「既往のシワ寄せ」(同15.2%→13.1%)の3区分が低下、「放漫経営」(3.7%→4.8%)、「過少資本」(4.8%→5.9%)、「売掛金回収難」(0.1%→0.3%)、「その他」(1.9%→2.9%)の4区分は上昇した。「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」など不況型倒産は、前年比18.1%減の610件(負債額「1千万円未満」を含め638件)で、構成比は前年を2.4ポイント下回る81.3%(同81.8%)である。

 負債額は、「販売不振」483億4,900万円(同53.3%減)、「他社倒産の余波」113億4,700万円(同32.0%減)、「過少資本」80億9,500万円(同30.6%減)、「既往のシワ寄せ」330億4,200万円(同50.4%減)、「売掛金回収難」5,800万円(同78.5%減)の5区分が、いずれも前年比二桁の減少率となった。一方、「放漫経営」265億7,400万円(同237.5%増)と「その他」69億1,200万円(同288.1%増)の2区分は増加した。  負債額「1千万円未満」の件数・負債額は、「販売不振」が28件(同16.7%増)、1億4,400万円(同2.1%増)、「他社倒産の余波」が1件(同66.7%減)、700万円(同53.3%減)、「過少資本」が1件(同横ばい)、900万円(同125.0%増)である。

(図1)
https://sites.google.com/site/researchbmaa/home/kigyou-tousan-chousa-geppou/qi-ye-dao-chan-diao-cha-yue-bao/kigyou-tousan-chousa-geppou--htmlban/2014nian-2yue-2013nian12yue-diao-zha/_draft_post-3/201312_03_01.jpg

(図2)
https://sites.google.com/site/researchbmaa/home/kigyou-tousan-chousa-geppou/qi-ye-dao-chan-diao-cha-yue-bao/kigyou-tousan-chousa-geppou--htmlban/2014nian-2yue-2013nian12yue-diao-zha/_draft_post-3/201312_03_02.jpg
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Matsumoto Norikazu,
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