~「小売業」が1990年以来の低水準~ 負債額1千万円以上の業種別倒産件数は、「その他」を除き全ての区分で前年同月を下回った。 「その他」の内訳では一般貨物自動車運送業や不動産代理業で倒産件数が減少する一方、野菜農家や酪農・食肉牛生産業などで増加した。後継者難に直面する業種の動向にも注視したい。 「建設業」「製造業」「小売業」も大幅に前年同月比が減少した。「建設業」143件(前月比16.4%減、前年同月比20.1%減)の中分類「建築工事」50件(同11.1%増、同7.4%減)は業種全体としては減少傾向に勢いがないものの、かろうじて前年同月を下回った。「小売業」の68件は1990年7月(68件)依頼で、集計開始以降で4番目に少なく、11月としては最少件数となった。 |
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