[01]6月の主な動き

2014/07/25 2:14 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2014/07/25 2:14 に更新しました ]
(1)倒産件数は低い水準を維持
 6月の倒産件数は900件(前月比5.5%増、前年同月比3.7%減)、負債額は1,922億1,800万円(前月比11.3%増、前年同月比49.9%減)で、2013年8月以降1,000件を下回る水準が続いている。負債額1千万円以上の倒産は865件(前月比3.7%増、前年同月比3.6%減)、負債額は1,920億3,700万円(前月比11.2%増、前年同月比50.0%減)であった。

(2)小規模企業倒産の構成比が再び上昇
 小規模企業(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業その他は20人以下)の倒産は804件(前月比9.4%増、前年同月比1.3%減)で月次倒産全体に占める割合は89.3%(前月比3.1ポイント上昇、前年同月比2.1ポイント上昇)と再び大きく上昇した。

(3)不況型倒産の構成比は依然として高い水準
 負債額1千万円以上の原因別倒産件数は「販売不振」の件数が前年同月比で5.2%の減少となったことで、「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」を合計した「不況型倒産」は707件(前月比4.0%増、前年同月比5.0%減)となり、全体の件数と同様に前年同月を下回った。また、月次倒産全体に占める割合は81.7%と前月の81.5%から0.2ポイント上昇(前年同月からは1.2ポイント低下)した。

(4)建設業の倒産が28か月ぶりに増加
 「建設業」の190件は2012年2月以来28か月ぶりに前年同月を上回り、過去12か月の平均(180.2件)も上回る高い水準となった。「建設業」の内訳では「建築工事」57件(前月比11.8%増、前年同月比26.7%)、「設備工事」42件(同35.5%増、同10.5%増)の2区分が増加要因となった。