[01]4月の主な動き

2014/05/26 5:52 に Matsumoto Norikazu が投稿
(1)倒産件数は9か月ぶりに前年同月を上回る
 4月の倒産件数は955件(前月比12.6%増、前年同月比2.2%増)で負債額は1,412億7,500万円(前月比20.6%増、前年同月比79.4%減)で、倒産件数は2013年10月以降で初めて950件を超え9か月ぶりに前年同月を上回った。負債額1千万円以上の倒産は914件(前月比12.3%増、前年同月比1.7%増)、負債額は1,410億8,700万円(前月比20.6%増、前年同月比79.4%減)であった。

(2)小規模企業倒産が高い水準で推移
 小規模企業(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業その他は20人以下)の倒産は832件(前月比10.9%増、前年同月比2.5%増)で月次倒産全体に占める割合は87.1%(前月比1.3ポイント低下、前年同月比0.2ポイント上昇)と全体の倒産件数の増加に伴い前月比、前年同月比で件数を伸ばしたが、前月と比べて構成比はわずかに低下した。

(3)不況型倒産の前年同月比は18か月ぶりの増加へ
 負債額1千万円以上の原因別倒産件数は前月と比べ「販売不振」の件数が5.7%増加したことで構成比も2.6ポイント上昇し、「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」を合計した「不況型倒産」は748件で前月比14.4%増、前年同月比3.3%増となり、18か月ぶりに前年同月を上回った。月次倒産全体に占める割合は81.8%と前月の80.3%から1.5ポイント上昇した。

(4)法的倒産の構成比が再び87%台に
 負債額1千万円以上の倒産形態別件数は「銀行取引停止」が前年同月比20.0%減と18か月連続の減少となった反動で「法的倒産」の構成比は2.9ポイント上昇の87.0%となり、3月にいったん85%を下回る水準まで下がったものの、再び直近の水準に戻した。前月比では2.6ポイントの上昇となった。