~規模の大きさに比例した減少傾向に~ 負債額1千万円以上の従業員規模別件数は、「30人以上99人以下」で前年同月を上回り、「300人以上」は前年同月同様に倒産の発生がなく、その他の区分では前年同月を下回った。 唯一前年同月を上回った「30人以上99人以下」では前年同月(23件)から2件増加の25件であり、全体的には従業員規模の大きさに比例して減少率が高い傾向となった。 小規模企業「商業・サービス業は従業員5人以下、製造業その他は20人以下」の倒産件数は750件(前月比5.9%増、前年同月比10.2%減)となり全体的な倒産件数の減少を反映しているものの、月次倒産に占める割合は88.4%(前月比0.8ポイント上昇、前年同月比1.7ポイント上昇)で、いぜん倒産の中心は小規模企業である。 負債額1千万円未満の集計では「4人以下」が全体の94.1%を占め、前月(100%)、前年同月(97.1%)より低下しているとはいえ、高い水準を保っている。 (図1) (図2) (表1) |
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