[04]原因別の動向

2013/11/25 0:54 に Matsumoto Norikazu が投稿
  • 負債額1,000万円以上の倒産原因別倒産件数は、「過少資本」「売掛金回収難」で前年同月を上回ったほか、「放漫経営」で横ばい、その他の区分は前年同月を下回った。
  • 「販売不振」は8月、9月に500件台の低い水準で推移していたが、10月は658件と反発した。また「過少資本」は2010年8月以来の高い水準となる67件で、前月比71.8%増、前年同月比45.7%増と急増した。
  • 「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」を合わせた「不況型倒産」は771件で前月比12.1%増、前年同月比10.0%減であった。月次倒産に占める割合は80.4%で前月から3.5ポイント低下、前年同月からは2.4ポイントの低下であった。

~「販売不振」件数は前年比で減少基調~


 負債額「1千万円以上」の倒産件数は、「販売不振」658件(前年同月比8.9%減)、「他社倒産の余波」44件(同18.5%減)、「既往のシワ寄せ」107件(同18.9%減)、「その他」 27件(同3.6%減)の4区分が前年比で減少、「過少資本」67件(同45.7%増)、「売掛金回収難」6件(同100.0%増)の2区分が増加、「放漫経営」は横ばいの50件だった。「販売不振」は、7月の前年同月比0.1%増を挟んで2012年11月からの
減少基調が続いている。 

 前年に比べた構成比は、「販売不振」(69.8%→68.6%)、「他社倒産の余波」(5.2%→4.6%)、「既往のシワ寄せ」(12.8%→11.2%)の3区分が低下、「放漫経営」(4.8%→5.2%)、「過少資本」(4.4%→7.0%)、「売掛金回収難」(0.3%→0.6%)、「その他」(2.7%→2.8%)の4区分は上昇した。「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」など不況型倒産は、前年比10.0%減の771件(負債額「1千万円未満」を含め793件)、構成比は前年を2.4ポイント下回る80.4%(同80.3%)である。

 負債額は、「販売不振」701億6,100万円(同34.7%減)、「放漫経営」83億7,900万円(同63.0%減)、「他社倒産の余波」75億300万円(同45.7%減)、「既往のシワ寄せ」441億1,200万円(同44.2%減)、「その他」95億4,100万円(同12.2%減)の5区分が前年比減、「過少資本」146億3,600万円(同200.3%増)と「売掛金回収難」10億1,300万円(同83.2%増)の2区分は増加した。

  負債額「1千万円未満」の動向は、「販売不振」「放漫経営」「過少資本」3区分では件数・負債額がともに減少、「他社倒産の余波」「既往のシワ寄せ」「その他」の3区分は件数横ばい、負債額増である。

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Matsumoto Norikazu,
2013/11/25 0:54
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