~「銀行取引停止」は集計開始以来の低水準~ 負債額「1千万円以上」の倒産件数では、「銀行取引停止」が103件(前年同月比28.0%減)と1年1か月連続の前年比減で、しかも集計開始以来の低水準となった。そのほか、「破産」692件(同9.2%減)、「再生手続」29件(同3.3%減)、「その他」10件(同9.1%減)なども減少。「特別清算」は、28件(同86.7%増)と増加した。 前年に比べた構成比は、「銀行取引停止」(14.8%→11.9%)と「会社更生法」(0.3%→0.0%)の2区分が低下、「破産」(79.0%→80.3%)、「再生手続」(3.1%→3.4%)、「特別清算」(1.6%→3.2%)、「その他」(1.1%→1.2%)の4区分は上昇した。「破産」「再生手続」「特別清算」などの法的倒産は、前年比7.5%減の749件(負債額「1千万円未満」を含め788件)、構成比は前年を2.9ポイント上回る86.9%(同87.4%)である。法的倒産に占める「破産」シェアは、前年を1.7ポイント下回る92.4%(負債額「1千万円未満」を含め92.6%)となった。 負債額は、「特別清算」210億3,700万円(同13.9%増)を除き、そのほか区分はすべて前年比で減少した。「銀行取引停止」158億3,400万円(同39.3%減)、「破産」853億8,300万円(同6.2%減)、「再生手続」145億3,700万円(同76.7%減)、「その他」10億9,300万円(同15.5%減)である。 |
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