[04]原因別の動向

2013/12/24 23:28 に Matsumoto Norikazu が投稿
  • 負債額1千万円以上の原因別倒産件数をみると、「過少資本」と「売掛金回収難」で前年同月を上回り、他の区分では前年同月比減少となった。
  • 「販売不振」は583件(前年同月比13.9%減)で4か月連続して前年同月を下回り、2012年10月の722件(同0.4%増)や2013年7月の728件(同0.1%増)を挟んでいるが、2012年3月以降は継続的な減少傾向を示している。
  • 一方で「放漫経営」が過去6か月の平均(40.8件)を上回る51件(前年同月比15.9%増)となったほか、「過少資本」が10月以降やや急速な伸びを見せている。
  • 「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」を合わせた「不況型倒産」は701件(前年同月比12.0%減)で、月次倒産に占める割合は81.3%(同1.4ポイント低下)だった。

~「販売不振」の減少基調続く~

 負債額「1千万円以上」の倒産件数は、「販売不振」583件(前年同月比13.9%減)、「他社倒産の余波」43件(同23.2%減)、「既往のシワ寄せ」114件(同2.6%減)、「その他」23件(同25.8%減)の4区分が前年比で減少、「放漫経営」51件(同15.9%増)、「過少資本」44件(同22.2%増)、「売掛金回収難」4件(同33.3%増)の3区分は増加した。このうち「販売不振」の過去1年間の推移をみると、2013年7月の同0.1%増を除きいずれの月も前年比減が続いている。

 前年に比べた構成比は、「販売不振」(70.2%→67.6%)、「他社倒産の余波」(5.8%→5.0%)、「その他」(3.2%→2.7%)の3区分が低下、「放漫経営」(4.6%→5.9%)、「過少資本」(3.7%→5.1%)、「既往のシワ寄せ」(12.1%→13.2%)、「売掛金回収難」(0.3%→0.5%)の4区分は上昇した。「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」など不況型倒産は、前年比12.0%減の701件(負債額「1千万円未満」を含め733件)、構成比は前年を1.4ポイント下回る81.3%(同81.3%)である。

 負債額は、「販売不振」759億8,200万円(同40.6%減)、「放漫経営」74億6,600万円(同85.6%減)、「他社倒産の余波」100億8,600万円(同80.6%減)、「売掛金回収難」1億9,500万円(同50.9%減)、「その他」23億3,100万円(同76.2%減)の5区分が前年比で減少、「過少資本」86億1,400万円(同204.1%増)、「既往のシワ寄せ」332億1,000万円(同75.9%増)の2区分は増加した。  負債額「1千万円未満」の動向は、「販売不振」「放漫経営」「過少資本」の3区分で件数・負債額ともに増加、「他社倒産の余波」はともに減少、「既往のシワ寄せ」は件数横ばい、負債額増である。

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Matsumoto Norikazu,
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