(1)小規模企業の倒産件数は1年2か月ぶりに前年比減 小規模企業(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業・その他は同20人以下)の倒産件数は、前年同月比5.6%減の792件である。前年比減は1年2か月ぶりのこと。しかし、構成比は前年を3.6ポイント上回る87.8%である。 (2)法的倒産は過去最高の87.4% 原因別では、「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」を合計した「不況型倒産」が733件(前年同月比10.8%減)、構成比は前年を1.2ポイント下回る81.3%である。形態別では、「破産」「再生手続」「特別清算」など法的倒産が788件(同6.4%減)となった。しかし、構成比は前年を2.9ポイント上回る過去最高の87.4%となった。法的倒産に占める「破産」シェアは、前年を1.9ポイント下回る92.6%である。 (3)従業員「9人以下」の倒産は前年比2.3%減の777件 従業員「9人以下」の小規模倒産は777件(同2.3%減)、構成比は前年を6.3ポイント上回る86.1%である。 (4)東日本大震災関連の倒産は19か月連続減の23件 東京商工リサーチの発表によると、東日本大震災関連の倒産は23件で、19か月連続で前年同月を下回った。金融円滑化法に基づく条件変更後の倒産は29件で、14か月連続の増加。 |
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