[05]従業員規模別の動向

2013/09/25 1:03 に Matsumoto Norikazu が投稿
~「4人以下」件数が前年比で1年2か月連続の増加~ 

 負債額「1千万円以上」の倒産件数は、「4人以下」569件(前年同月比32.9%増)と「100人以上299人以下」5件(同150.0%増)の2区分が前年に比べ大幅に増加した。ほかは「5人以上9人以下」131件(同26.4%減)、「10人以上29人以下」100件(同21.9%減)、「30人以上99人以下」13件(同23.5%減)、「不明」1件(同99.5%減)など、いずれも減少した。

 前年に比べた構成比では、「4人以下」(44.3→69.5%)と「100人以上299人以下」(0.2%→0.6%)の2区分がともに上昇、そのほか「5人以上9人以下」(18.4%→16.0%)、「10人以上29人以下」(13.2%→12.2%)、「30人以上99人以下」(1.8%→1.6%)、「不明」(22.0%→0.1%)などの区分は低下した。「9人以下」の倒産は、前年同月比15.5%増の700件(負債額「1千万円未満」を含め745件)で、構成比は前年同月を22.8ポイント上回る85.5%となった。

 2012年10月以降の調査において、従業員数の確認ができない倒産について書類等での調査を行った結果、「不明」の多くが「4人以下」区分に集計されている。その関係で「4人以下」区分及び小規模企業の倒産件数が増加の傾向を示している。そこで構成比の状況をみると、「不明」が前年同月比21.9ポイント低下したのに対し、「4人以下」では25.2ポイントの上昇がみられ、前記のような事情を考慮しても「4人以下」区分には若干の増加が認められる。

 負債額は、大型倒産「べレッツアクラブジャパン」の負債額を含む「4人以下」636億1,300万円(同95.1%増)と「ZKR」の負債額を含む「100人以上299人以下」243億400万円の2区分が前年比で増加、そのほか「5人以上9人以下」209億600万円(同19.9%減)、「10人以上29人以下」410億6,300万円(同50.3%減)、「30人以上99人以下」163億6,300万円(同70.7%減)、「不明」1,000万円(同99.9%減)などは減少した。

 負債額「1千万円未満」の件数・負債額は、「4人以下」の44件(同109.5%増)、2億3,800万円(同91.9%増)、「5人以上9人以下」1件、800万円である。


小規模企業の倒産件数推移(再掲)
Ċ
Matsumoto Norikazu,
2013/09/25 1:03
Ċ
Matsumoto Norikazu,
2013/09/25 1:03
Comments