~5地域が件数・負債額ともに前年比で減少~ 地方の中堅企業にも、収益増の流れが徐々に波及している。円安効果で回復が鮮明な自動車関連の部品メーカーをはじめ、個人消費の底堅さ、住宅市場の復調などに伴って非製造業も活気を取り戻しつつある。といっても、回復テンポはいぜんまだら模様である。 負債額1千万円以上の地域別集計では、「北海道」「東北」「近畿」「中国」「四国」の5地域が件数・負債額ともに前年比で減少、「関東」「九州・沖縄」の2地域は件数増・負債額減となった。その中で「中部」1地域だけは、件数・負債額ともに増加した。 内訳は、「北海道」が27件(前年同月比18.2%減)、55億1,400万円(同6.2%減)、「東北」が26件(同3.7%減)、25億8,400万円(同40.7%減)、「関東」が465件(同14.8%増)、1,185億6,100万円(同52.8%減)、「中部」が143件(同25.4%増)、286億3,600万円(同58.3%増)、「近畿」が223件(同25.7%減)、285億5,000万円(同93.2%減)、「中国」が44件(同10.2%減)、42億1,700万円(同57.3%減)、「四国」が20件(同28.6%減)、35億7,300万円(同35.8%減)、「九州・沖縄」が77件(同10.0%増)、79億2,800万円(同18.2%減)である。 |
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