~「9人以下」事業所の構成比が82.1%に急増~ 負債額「1千万円以上」の倒産件数は、「4人以下」582件(前年同月比29.9%増)と「30人以上99人以下」27件(同28.6%増)の2区分を除き、そのほか区分はすべて前年比で減少した。「5人以上9人以下」149件(同10.8%減)、「10人以上29人以下」126件(16.6%減)、「300人以上」1件(同50.0%減)、「不明」5件(同97.9%減)である。12月は「不明」の減少分が99人以下の区分に分散した格好である。 前年に比べた構成比は、「4人以下」(43.4%→65.4%)、「5人以上9人以下」(16.2%→16.7%)、「30人以上99人以下」(2.0%→3.0%)の3区分が上昇、「10人以上29人以下」(14.6%→14.2%)、「300人以上」(0.2%→0.1%)、倒産の発生が無かった「100人以上299人以下」の4区分は低下した。 「9人以下」の件数構成比は、前年を22.5ポイント上回る82.1%(負債額「1千万円未満」を含め82.5%)である。これは「不明」が大幅に減少し、その分99人以下の区分に分散したことによるものである。 負債額は、「4人以下」717億7,600万円(同15.1%増)を除く、そのほか区分はすべて前年比で二桁以上の減少率となった。「5人以上9人以下」258億3,100万円(同48.3%減)、「10人以上29人以下」594億300万円(同39.2%減)、「30人以上99人以下」434億2,600万円(同54.1%減)、「300人以上」75億円(同81.4%減)、「不明」4億1,000万円(同96.2%減)である。 |