(1)小規模企業の倒産構成比は前年を19.1ポイント上回る84.2% 小規模企業(製造業・その他は従業員数20人以下、商業・サービス業は同5人以下)の倒産件数は839件(前年同月比14.6%増)、構成比は前年同月を19.1ポイント上回る84.2%である。 (2)不況型倒産の件数構成比は82.5% 「販売不振」「既往のシワ寄せ」「売掛金回収難」など不況型倒産の件数は、822件(前年同月比12.2%減)、構成比は前年同月を0.8ポイント下回る82.5%(負債額「1千万円以上」の集計では82.7%)である。 (3)法的倒産の構成比は84.5% 「破産」「再生手続」「特別清算」「会社更生法」など、法的倒産は842件(前年同月比10.5%減)、構成比は前年を0.8ポイント上回る84.5%(負債額「1千万円以上」は84.0%)、「破産」の法的倒産に占めるシェアは94.2%(同94.1%)に上る。 (4)震災関連の倒産件数は累計1,003件に 東京商工リサーチの発表によると、震災関連の倒産は41件が発生、昨年3月以降の累計は1,003件に達した。上場企業の倒産は3か月ぶりに東証一部上場の「(株)サクラダ」1件が発生、「中小企業金融円滑化法」に基づく貸付条件変更後の倒産件数は24件、円高関連では5件が、それぞれ発生した。第三セクターなどの倒産はなかった。 |
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