[02]負債規模別の動向

2012/03/29 6:37 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2012/04/11 0:19 に更新しました ]
~負債額「1億円」を境に件数の増減が二分~

 2月の特色は、「エルピーダメモリ(株)」の倒産に集約される。同社の負債額は、製造業の倒産として過去最大の規模であること、またその額が2月の月次負債額の71%を占めたこと、上場企業としても5か月ぶりの倒産ケースとなったことなどである。

 負債規模別に件数動向をみると、前年同月を上回ったのは「1千万円未満」34件(前年同月比6.3%増)、「1千万円以上5千万円未満」561件(同16.1%増)、「5千万円以上1億円未満」182件(同2.2%増)の3区分、一方「1億円以上5億円未満」233件(同3.7%減)、「5億円以上10億円未満」32件(同34.7%減)、「10億円以上100億円未満」28件(同12.5%減)、「100億円以上」2件(同33.3%減)が前年同月を下回り、「1億円」を境に増減がはっきり二分された形となった。

  負債額で唯一前年同月を下回ったのが「5億円以上10億円未満」の219億2,200万円(同33.8%減)で、そのほか区分はすべて増加した。製造業の倒産で過去最大の負債額を出した「エルピーダメモリ(株)」の負債額は、「100億円以上」の4,618億9,400万円(同98.4%)という突出した負債総額と増加率として表れた。


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Matsumoto Norikazu,
2012/03/29 6:37