~どの営業年数区分でも変動幅が大きい「放漫経営」~ 負債額「1千万円以上」の倒産原因と営業年数の関連をみると、件数は全49区分のうち15区分が増加、19区分が減少、15区分が横ばい、負債額は21区分が増加、23区分が減少、5区分が横ばいである。全体の状況は、前月に比べほとんど横ばいである。 件数で比較的変動幅の大きな区分には、「放漫経営」の「2年未満」6件(同100.0%増)、「6年以上10年未満」6件(同100.0%増)、「他社倒産の余波」の「10年以上20年未満」19件(同72.7%増)、「過少資本」の「6年以上10年未満」6件(同100.0%増)、「既往のシワ寄せ」の「不明」11件(同450.0%増)などがある。 負債額では、「販売不振」の「10年以上20年未満」562億3,600万円(同210.7%増)、「放漫経営」の「2年未満」10億2,600万円(同1,911.8%増)、「2年以上6年未満」4億8,000万円(同93.9%減)、「6年以上10年未満」11億8,700万円(同169.8%増)、「10年以上20年未満」4億900万円(同91.5%減)、「30年以上」630億400万円(同6,616.8%増)、「他社倒産の余波」の「6年以上10年未満」42億8,700万円(同370.6%増)、「20年以上30年未満」85億3,700万円(同364.0%増)、「30年以上」142億7,300万円(同241.5%増)、「不明」5,000万円(同150.0%増)、「過少資本」の「2年以上6年未満」1億2,900万円(同1,190.0%増)、「20年以上30年未満」142億3,700万円(同214.4%増)、「既往のシワ寄せ」の「30年以上」634億1,100万円(同168.1%増)、「不明」2億100万円(同905.0%増)などが大きく変動、とくに「放漫経営」では変動幅の大きさが目立つ。 |
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