[01]10月の主な動き

2011/11/20 20:17 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2011/12/14 17:40 に更新しました ]
(1)10月倒産は沈静化
 負債規模別にみた倒産動向は、いずれの区分も前年に比べ件数・負債額ともに減少、倒産の沈静化が鮮明である。中小企業金融円滑化法、景気対応緊急保証、セーフティネット貸付、東日本大震災復興緊急保証など、政府の金融支援が下支えとなった。

(2)小規模企業の構成比は前年比1.4ポイントの上昇
 小規模企業(製造業その他は従業員20人以下、商業・サービス業は同5人以下)の倒産件数は649件(前年同月比13.4%減)と3か月連続の減少だが、構成比は64.4%と前年比1.4ポイント上昇した。

(3)「飲食業」は平成22年7月以来の低水準
 業種別では「飲食業」が53件(前年同月比25.4%減)と平成22年7月(53件)以来の低水準となった。

(4)「9人以下」の負債額構成比は前年のほぼ倍
  従業員規模別にみた「9人以下」の負債額構成比は40.5%で、前年の20.4%に比べほぼ倍増となった。これは前年に発生した大型倒産のうち、中小企業保証機構(株)(負債額1,269億6,200万円)とJPエクスプレス(株)(同681億4,900万円)の2社がそれぞれ「30人以上99人以下」及び「100人以上299人以下」の区分に該当したためで、各区分の反動減が相対的に「9人以下」区分の大幅な構成比増加につながった。