(1)10月倒産は沈静化 負債規模別にみた倒産動向は、いずれの区分も前年に比べ件数・負債額ともに減少、倒産の沈静化が鮮明である。中小企業金融円滑化法、景気対応緊急保証、セーフティネット貸付、東日本大震災復興緊急保証など、政府の金融支援が下支えとなった。 (2)小規模企業の構成比は前年比1.4ポイントの上昇 小規模企業(製造業その他は従業員20人以下、商業・サービス業は同5人以下)の倒産件数は649件(前年同月比13.4%減)と3か月連続の減少だが、構成比は64.4%と前年比1.4ポイント上昇した。 (3)「飲食業」は平成22年7月以来の低水準 業種別では「飲食業」が53件(前年同月比25.4%減)と平成22年7月(53件)以来の低水準となった。 (4)「9人以下」の負債額構成比は前年のほぼ倍 |
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