[10]地域別の動向

2011/10/18 1:52 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2011/11/01 2:51 に更新しました ]
~5地域で件数・負債額ともに減少~

 日銀は、10月の地域経済報告で全国9地域のうち「北海道」、「東北」、「関東甲信越」、「東海」、「九州・沖縄」5地域の景況判断を上方修正した。もっとも、持ち直しには地域、業種によるバラツキがみられる。日本国内の景気動向は、円高の長期化も含めて、海外情勢にいっそう敏感に反応するようになった。地域経済も、当分は復興需要と海外要因のせめぎあいが続くとみられる。

 地域別にみた倒産の動向は、「北海道」、「関東」、「中部」、「四国」、「九州・沖縄」の5地域で件数・負債額ともに前年に比べて減少、「中国」はともに増加、「東北」、「近畿」の2地域はまちまちとなった。

 内訳は、「北海道」が28件(前年同月比26.3%減)、41億6,400万円(同28.4%減)、「東北」が32件(同17.9%減)、319億7,700万円(同176.0%増)、「関東」が415件(同4.8%減)、789億2,000万円(同93.8%減)、「中部」が102件(同18.4%減)、199億4,400万円(同54.5%減)、「近畿」が286件(同8.6%減)、495億8,600万円(同3.8%増)、「中国」が45件(同36.4%増)、59億2,400万円(同32.2%増)、「四国」が19件(同20.8%減)、61億4,100万円(同35.2%減)、「九州・沖縄」が74件(同21.3%減)、156億5,600万円(同19.5%減)である。

  「東北」の大幅な負債額増は、東証一部上場企業の「サンシティ」倒産による248億8,800万円が加わったためである。

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Matsumoto Norikazu,
2011/10/18 1:52