[04]原因別の動向

2011/10/17 23:25 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2011/11/01 2:40 に更新しました ]
~不況型倒産の件数構成比は今年最大の84.2%~

 負債額「1千万円以上」の集計では、件数が前年同月を上回った「放漫経営」45件(前年同月比4.7%増)と「既往のシワ寄せ」96件(同35.2%増)を除き、そのほか区分はすべて減少した。中でも「他社倒産の余波」43件(同51.1%減)、「売掛金回収難」4件(同33.3%減)、「その他」20件(同31.0%減)の3区分は二桁の減少率である。

 前年に比べた構成比は、「販売不振」(73.8%→74.2%)、「放漫経営」(3.9%→4.5%)、「過少資本」(4.7%→5.0%)、「既往のシワ寄せ」(6.4%→9.6%)が上昇、「他社倒産の余波」(8.0%→4.3%)、「売掛金回収難」(0.5%→0.4%)、「その他」(2.6%→2.0%)は低下した。「販売不振」など不況型倒産のシェアは、84.2%で今年最高を記録した。

 負債額では、「既往のシワ寄せ」が400億4,500万円(同79.5%増)と前年比で大幅に増加した。これは大阪の不動産賃貸業「南住吉興産(株)」(負債額39億円)など、負債額「18億円以上」の大型倒産が9社も発生したためである。そのほか区分は、「放漫経営」の141億5,700万円(同98.0%減)をはじめ、「販売不振」1,247億3,300万円(同78.0%減)、「他社倒産の余波」214億7,300万円(同33.8%減)、「過少資本」59億6,300万円(同56.0%減)、「売掛金回収難」6億1,100万円(同72.3%減)、「その他」53億3,000万円(同93.7%減)と、いずれも二桁の減少率である。

 負債額「1千万円未満」の集計では、「販売不振」が22件(同29.0%減)、1億1,800万円(同37.9%減)、「放漫経営」が2件(同50.0%減)、1,500万円(同横ばい)、「他社倒産の余波」5件(同66.7%増)、1,700万円(同15.0%減)である。

 なお、東京商工リサーチの調べによると、9月の震災関連の倒産は60件、3月以降の累計では379件に達した。

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Matsumoto Norikazu,
2011/10/17 23:25
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Matsumoto Norikazu,
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