負債額「1千万円以上」の集計で倒産原因と営業年数の関連をみると、件数は全49区分のうち17区分が前年に比べ増加、25区分が減少、7区分が横ばいとなった。負債額は全49区分のうち16区分が増加、29区分が減少、4区分が横ばいとなった。 この集計からは、全体的な減少傾向をうかがわせるが、今後については海外の景気減速や円高などリスク要因を抱えているだけに楽観はできない。 件数で前年に比べ変動の大きかった区分は、「放漫経営」の「6年以上10年未満」11件(同175.0%増)、「30年以上」8件(同166.7%増)など少数に止まる。 負債額では、「販売不振」の「30年以上」2,404億1,700万円(同379.7%増)、「放漫経営」の「6年以上10年未満」44億100万円(同1494.6%増)、「30年以上」60億4,400万円(同129.1%増)、「既往のシワ寄せ」の「2年以上6年未満」3億6,700万円(同1735.0%増)、「その他」の「6年以上10年未満」77億2,800万円(同3231.0%増)、「20年以上30年未満」4,333億5,600万円(同151423.1%増)、「不明」6,000万円(同200.0%増)などが大幅増となった。 |
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