[07]営業年数別の動向

2011/10/17 1:18 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2011/10/17 1:18 に更新しました ]
~「10年以上」3区分の構成比が64.2%~

 営業年数と倒産の関連を前年に比べてみると、負債額「1千万円以上」の集計ではおおよそ減少傾向をうかがわせる一方、同「1千万円未満」の集計では「2年未満」と「30年以上」区分を除き増加しているのが特徴的である。小規模企業にとって厳しい現状をうかがわせる。

 負債額「1千万円以上」の集計をみると、減少区分では、「2年未満」15件(前年同月比31.8%減)と「10年以上20年未満」200件(同13.8%減)が二桁の減少率、「2年以上6年未満」、「30年以上」も減少した。

前年に比べた構成比は、「2年未満」(2.1%→1.5%)、「2年以上6年未満」(8.6%→8.2%)、「10年以上20年未満」(21.8%→19.5%)の3区分が低下、「6年以上10年未満」(10.1%→10.4%)、「20年以上30年未満」(19.4%→20.2%)、「30年以上」(26.1%→26.5%)、「不明」(11.9%→13.7%)の4区分が上昇した。

 負債額「1千万円以上」の集計では、「20年以上30年未満」が4,736億1,100万円(同1083.9%増)の著増、「30年以上」もまた2,699億9,700万円(同215.1%増)の大幅増となった。前者は「安愚楽牧場」と「ララ・プラン」2社の、後者は「SFコーポレーション」などの大型倒産が大きく影響している。「6年以上10年未満」も二桁の増加を示した。そのほか区分は、いずれも前年に比べ二桁の減少率となった。

 負債額「1千万円未満」の集計では、倒産件数が「2年以上~30年未満」の4区分と「不明」が前年比で増加、「2年未満」と「30年以上」は減少した。負債額は、「2年以上10年未満」の2区分と「20年以上30年未満」、「不明」の各区分で増加した。

 倒産件数全体に占める「10年以上」3区分の構成比は、64.2%(負債額「1千万円以上」は66.2%)で、前年に比べ2.2ポイント(同1.1ポイント)低下した。

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Matsumoto Norikazu,
2011/10/17 1:18
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Matsumoto Norikazu,
2011/10/17 1:18