[04] 原因別の動向

2011/07/26 0:02 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2011/08/31 23:31 に更新しました ]

~不況型倒産の構成比は82.3%の高水準~

 負債額「1千万円以上」の倒産件数は、「販売不振」860件(前年同月比1.6%減)と「他社倒産の余波」58件(同6.5%減)の減少を除き、そのほか区分は前年に比べすべて増加した。なかでも「売掛金回収難」7件(同133.3%増)は大幅増、「過少資本」、「既往のシワ寄せ」も二桁の増加率である。

 前年に比べた構成比でも、「販売不振」(76.1%→73.8%)と「他社倒産の余波」(5.4%→5.0%)の2区分が低下、「放漫経営」(3.9%→4.1%)、「過少資本」(4.1%→5.0%)、「既往のシワ寄せ」(7.2%→8.4%)、「売掛金回収難」(0.3%→0.6%)、「その他」(3.0%→3.1%)の5区分は上昇した。

 負債額は、「売掛金回収難」40億9,900万円(同33.9%増)と「その他」88億4,000万円(同21.4%増)の2区分を除き、そのほか区分はいずれも前年に比べ二桁の減少率となった。「販売不振」1,221億5,900万円(同13.6%減)、「放漫経営」181億5,800万円(同48.2%減)、「他社倒産の余波」189億2,200万円(同13.9%減)、「過少資本」78億5,000万円(同34.2%減)、「既往のシワ寄せ」363億2,500万円(同42.4%減)である。

 負債額「1千万円未満」の件数では、「放漫経営」、「過少資本」、「既往のシワ寄せ」、「売掛金回収難」の4区分で減少、「販売不振」は横ばい、「他社倒産の余波」と「その他」は増加した。

 「販売不振」など不況型倒産の全体構成比は82.3%(負債額「1千万円以上」は82.8%)と、いぜん高水準である。

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Matsumoto Norikazu,
2011/07/26 1:47
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Matsumoto Norikazu,
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