[09]倒産原因・営業年数別の動向

2011/05/11 2:59 に Matsumoto Norikazu が投稿   [ 2011/05/11 3:07 に更新しました ]
減少傾向にかげり

負債額「1千万円以上」で倒産原因と営業年数の関連をみると、件数では全49区分のうち前年に比べ増加は21区分、減少は19区分、横ばい9区分となった。負債額は、増加21区分、減少22区分、横ばい6区分である。件数は、前月に比べ増加区分が増える一方、減少区分は減少、負債額では増加区分が横ばいだが減少区分は減っており、これまでの倒産減少トレンドに陰りがみえる。

区分ごとの動向では、「販売不振」が営業年数に関わりなく、すべての区分が前年に比べて減少している。「過少資本」、「その他」の各区分は、増加傾向を示している。件数で比較的変動率の大きかった区分(5件以上、増減率50%以上)として、「放漫経営」の「30年以上」7件(前年同月比250.0%増)、「他社倒産の余波」の「6年以上10年未満」10件(同100.0%増)、「過少資本」の「2年以上6年未満」9件(同80.0%増)、「6年以上10年未満」5件(同150.0%増)などがある。

負債額の増加区分では、「他社倒産の余波」の「2年未満」5,800万円(同480.0%増)、「6年以上10年未満」9億2,400万円(同184.3%増)、「不明」2億2,000万円(同450.0%増)、「過少資本」の「2年未満」25億円(同3,806.3%増)、「6年以上10年未満」5億7,800万円(同725.7%増)、「10年以上20年未満」22億9,500万円(同463.9%増)、「既往のシワ寄せ」の「30年以上」292億4,100万円(同208.9%増)などが、減少区分では、「販売不振」の「2年未満」1億2,300万円(同84.4%減)、「放漫経営」の「6年以上10年未満」73億700万円(同80.8%減)、「既往のシワ寄せ」の「6年以上10年未満」7億100万円(同91.7%減)、「売掛金回収難」の「30年以上」9億7,000万円(同86.3%減)などが目立つ。

図:倒産原因・営業年数別倒産件数の構成
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表:項目別増減一覧
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Matsumoto Norikazu,
2011/05/11 3:07
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